角布のチャーム制作は、すべて、イラストレーターによるオリジナルの手書きイラストからはじまります。この手書きの作業が、とても優しい、あたたかい雰囲気をまとったドッグチャーム制作の一番大事な作業です。
両面刺繍チャームができるまで
1. イラスト作成

似顔絵ドッグチャーム、犬種ごとのドッグチャーム、そして、バッグチャーム、すべて、手書きのイラスト作成からはじまります。最近はiPadで絵を描くのが一般的になってきていますので、角布でもイラストはiPadとペンで作成。描いたイラストはすぐに電子化して、一旦、ラスターデータにします。
2. ベクターデータの作成(線画の作成)

作成したイラストは、デザイナーの手に渡り、ベクターデータ(線や色のデータ)に作り替えられます。この作業では、イラストの雰囲気を損なわず、かつ、スムーズに刺繍ができるように、ベストなバランスで、イラストを線画に作り替えていきます。
3. 刺繍データの作成

続く刺繍データの作成も、角布では、デザイナーが担当します。出来上がりのイメージを考えながら、線や面の縫い方をひとつひとつ調整。光のあたり方による立体感、縫い密度による質感、そして、出来上がりを左右する渡り糸を少なくする工夫など、ステッチのひとつひとつまで配慮して作成していきます。
4. 刺繍作業

データが完成したところで、ミシンマイスターによる刺繍作業に入ります。角布では、最終的な色の選択は、ミシンマイスターが担当します。カラーコーディネーター資格を持つミシンマイスターが糸と色を選択しながら刺繍することで、雰囲気があり、どことなく似ているドッグチャームが出来上がるのです。
5. チャームの作成

両面の刺繍が終わったら、ドッグチャームを作る作業です。不要な糸をきれいに取り除き、刺繍部分を生地から切り離します。表と裏の刺繍をワッペンにして、チャームに合わたリボンを選び、貼り合わせてドッグチャームの完成です。